降圧薬のはたらき

アテローム性動脈硬化と最低血圧差が高いと危険な高血圧

風邪は万病の元とよく聞きますが、実は高血圧も様々な病気を発症するリスクが高まります。
血圧が高い状態が続くと、血管に大きな負荷がかかってしまい、これが原因で心臓や脳、腎臓などに合併症を引き起こしてしまうのです。

アテローム性動脈硬化症も、高血圧が引き金となり発症する病気と言われています。
血圧は血管壁にかかっている、圧力を示した数値です。
高血圧の状態は、血管壁に大きな圧力がかかっています。
すると、動脈は血液からの圧力に耐える為、血管壁を厚くしてしまいます。
血管壁が厚くなる事で、血管自体が硬くなり動脈硬化を起こすのです。

アテローム性動脈硬化は、高血圧により動脈硬化が進み、血管壁に傷ができてしまうと、起こりやすい病気です。
血管壁に傷ができると、そこからコレステロールが溶けだします。
そのコレステロールを白血球の1種、マクロファージが食べるのですが、この時にアテローム状と言われる、固まりができます。
この固まりが血栓となり、アテローム性動脈硬化を引き起こすのです。
アテローム性動脈硬化は、心筋梗塞や脳梗塞といった、重大な後遺症を引き起こしたり、また死亡に至るケースもある、大きな病気を招きやすくなる為、注意が必要です。

アテローム性動脈硬化症のリスクが上がっていないか調べるには、最最低血圧差をチェックしてみましょう。
最最低血圧差は最大血圧と、最小血圧の差をさしたものです。
最最低血圧差が70mmHg以上だと、かなり動脈硬化が進んでいるかもしれません。

アテローム性動脈硬化を引き起こさない為にも、降圧対策はしっかりと行いたいものです。
降圧対策としては塩分の摂取量を控えた食事、またカリウムといった降圧作用のある成分を、意識して摂取する事がお勧めです。
ストレスを感じると血圧は上がりやすくなるので、リラックスできる時間を設ける事も、立派な降圧対策となります。
この他にも適度な運動、禁煙も降圧対策に繋がります。